2025冬の移住体験ツアーレポート

冬の移住体験ツアーレポート(2025)

2025年1月17日から19日の3日間、冬の移住体験ツアーを開催しました。

雪のある生活や、風が強くホワイトアウトになることもある「つがる市の冬」を、4組の方々に体感してもらいました。ツアー当日の様子を、レポートでお届けします!

ツアーちらし(2025冬の移住体験ツアー)

1日目

新青森駅で集合

1/17のお昼前、新青森駅の改札前に集合するところからツアーは始まります。無事に合流した後、ジャンボタクシーで一同つがる市へ向かいました。

すると1日目からいきなり、つがる市周辺は地吹雪。参加者の方にとっては初めて見るホワイトアウトをいきなり体験することになりました。

車内から見える地吹雪の様子

つがる市到着、ランチタイム

つがる市に到着し、まずはつがる市役所の隣にある「華かるこ」で昼食です。メニューは華かるこの名物『シャコちゃん縄文弁当』。遮光器土偶の形を模したご飯、どんぐりが練りこまれたうどん、天ぷらやホタテなど、つがる市や青森の魅力が盛りだくさんです。

昼食を食べながら、参加者の皆さんに自己紹介をしてもらい、ツアーに参加した理由や想いについて伺いました。

※「シャコちゃん縄文弁当」は2日前までの事前予約が必要です。

「華かるこ」公式instagramはこちら

つがる市の紹介、市長との交流

ランチの後、市役所向かいの「松の館」にて、オリエンテーションを行いました。つがる市の基本データや概要、学校や病院、飲食店や温泉など、暮らしの上で大事な情報を事務局より紹介しました。

その後市役所へ移動し、つがる市長との交流です。倉光市長より、つがる市の魅力や冬の暮らしについてお話がありました。参加者からは、市内の中学・高校を卒業した後の進路や、市内での仕事についての質問があり、幅広い内容で市長とお話をする機会となりました。

2グループに分かれて市内を見学

その後は参加者からの希望に基づき、2グループに分かれて市内を見学しました。つがる市の移住体験ツアーでは、ツアー前にオンラインの事前面談を行っており、その際に体験したい内容や見学したい施設をあらかじめヒアリングしています。

今回は、子育てに関する施設の見学を希望したグループで、つがる市木造の穂波小学校およびほなみ児童クラブを見学しました。

穂波小学校を見学している様子

もう一方のグループは「縄文住居展示資料館 カルコ」を訪れ、市内の亀ヶ岡遺跡から出土された遮光器土偶(レプリカ)や、縄文土器など見学しました。また、狩猟に関するお話を聞きたいというリクエストに応えて、市内で狩猟活動をしている方との座談会も行いました。

カルコを見学している様子

「縄文住居展示資料館 カルコ」の情報はこちら

それぞれの見学が終わった後に合流し、最後に木造駅を見学。この日は豪雪により電車(JR五能線)は運休していましたが、駅員さんにお願いして駅舎にある巨大な「しゃこちゃん」の目を光らせてもらいました。

その後、宿泊場所の森田地区・つがる地球村へ向かい、1日目は終了です。

2日目

雪かき体験

2日目は、つがる市森田地区にある「古民家 風丸」に集合。雪かき体験からスタートしました。

宿泊やイベント会場として利用できる「古民家 風丸」

古民家を運営する「津軽の暮らしラボ」傳法谷さんより、雪かきのノウハウや道具の使い方を教わります。参加者は全員生まれて初めての雪かきで、最初はママさんダンプの使い方に戸惑ったり、雪の重さに苦戦していましたが、見る見る上達していきました。

一時間ほど雪かきに取り組み、古民家の庭に積もった雪をきれいにしてもらいました。

雪かきに取り組む参加者の皆さん

古民家 風丸の情報はこちら

津軽の暮らしラボの情報はこちら

りんご農家さん訪問

雪かきの後は柏地区へ移動し、りんご農家さんに案内をしてもらいました。

まずは雪深い道を抜けて、剪定作業中のりんご畑を訪問。剪定作業のポイントや一年を通した作業の内容など、りんご農家の仕事について教えてもらいました。今年は特に雪が深く、ふかふかに積もった雪に飛び込む参加者もいました。

その後、りんご農家「木村農産」さんのりんご倉庫と、運営している工房を見学。工房では数種類の品種の異なるりんごを、その場で食べ比べしました。参加者にとっては初めて見る品種のりんごも多く、りんご農家さんから直接レクチャーしてもらいながら、つがる市のりんごを味わう貴重な経験となりました。

木村農産についてはこちら

買い物場所・アパート&空き家見学

2日目の午後は柏地区にあるつがる市農産物直売所やイオンモールつがる柏を訪れ、実際に住んだ場合の買い物環境について自由に見学しました。

その後は、実際の住環境を知ってもらうため、柏地区にあるアパートと、車力地区の空き家を見学しました。車力地区の空き家は首都圏と比べると土地も家屋も広く、案内役の不動産屋さんに参加者から色々な質問が寄せられました。

車力地区の空き家見学

つがる市の空き家情報はこちら(空き家バンク)

在住者・先輩移住者との交流会

2日目の最後は、雪かき体験をした古民家 風丸に再び集合。風丸を運営する「津軽の暮らしラボ」長内さんと一緒に、いなり寿司を詰める作業を体験します。津軽特有の赤いご飯のいなり寿司を作りながら、長内さんが移住したきっかけなど教えてもらいました。

その後、つがる市の先輩移住者や近隣の方々が集まり、ツアー参加者を囲んでの交流会を開催しました。「すしこ」「いかメンチ」「じゃっぱ汁」など津軽の郷土料理を頂きながら、つがる市で暮らす上でのリアルな情報を聞ける、充実した時間でした。

3日目

ツアー振り返り & 個別面談

最終日である3日目は、午前中までの日程です。ツアー中に印象に残ったことやつがる市への想いを振り返るワークを実施しました。並行して個別に相談会を行い、移住に対しての気持ちやお悩みのヒアリングを実施しました。

最後に記念撮影をして、新青森駅へ移動。ツアーの全日程が終了しました。

最後に

以上、2025冬の移住体験ツアーの様子をお届けしました。

ツアー終了後のアンケートでは、「小学校の校舎がとても綺麗で驚いた」「移住者交流会での、移住者の生の声が印象に残った」「地元食材を使った料理が美味しかった」「雪国とは何かを五感で感じることができたのが、本当に大きかった」など、ツアー全体を通じて色々な学びを得て頂けたように感じます。

つがる市移住体験ツアーは、2025年度も開催予定です。つがる市での暮らしを考えている、興味のある方は、是非ともツアー参加を検討ください。ツアーの他、つがる市の移住や暮らしに関する情報は以下サイトにて発信していますので、是非ご覧ください。

つがる市移住支援サイト「つがるさこいへ」はこちら

つがる市移住体験ツアー(2025年冬)のレポートでした。[文:鎌田祥史(湯けむり津軽)

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