小林 和樹さん

Iターン移住者

小林 和樹さん

2018年に神奈川県相模原市よりつがる市の学芸員としての採用をきっかけに移住。小さいころから歴史が好きだという小林さん。元々、津軽地域にルーツがあったことから、つがる市を含むその周辺の歴史や文化に非常に興味を持っていたそう。現在は、学芸員として市内の資料館や遺跡で歴史に関する仕事をされている。

小林 和樹(27) つがる市教育委員会 学芸員

Q.移住をしようと思ったきっかけは?

 小さい頃から歴史が好きで、大学では考古学を学んでいました。私の家は両親ともに北海道出身ですが、元々は津軽地方にルーツがあり、この地域の歴史・文化に非常に興味を持っていました。
 卒業後は歴史に関係する仕事をしたいと考えていたところ、全国的にも有名な「遮光器土偶」のふるさとであるつがる市の学芸員として採用されることとなり、神奈川県の実家からつがる市へ移住して新生活を始めました。

Q.移住して良かったことは何ですか?

一人暮らしで自炊をしているのですが、新鮮な野菜や果物を直売所で安く手に入れることができたり、知り合いの方からおすそ分けいただいたりと有り難い限りです。 また、つがる市とその周辺には豊かな自然と、先人たちが築き上げた歴史・文化が残されています。我が家のすぐ近くに世界自然遺産「白神山地」と世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」があるというのは、とても魅力的だと思います。

Q.移住して苦労したことは何ですか?

やはり冬の車の運転です。移住1年目は自転車でどこへでも行っていましたが、雪が降る前に車を購入しました。つがる市は県内でも特に吹雪がすごい地域なので、冬は時間に余裕をもって運転する必要がありますね。あと、車の雪下ろしに使うスノーブラシを積んでおくことも必須です。

Q.それまでの生活と比べ変わったことはありますか?

電車中心の生活から車中心の生活へと変わりました。かつては満員電車に毎日揺られながら通学していましたが、今は車で通勤しています。つがる市には広い駐車場を有する大型店もあるほか、青森市や弘前市へも1時間程度なので、買い物には困りません。
あと、よく温泉に行くようになりました。青森県は人口あたりの公衆浴場数が全国トップで、天然温泉の銭湯が近所にもたくさんあります。昔から温泉好きだったのもあり、寒い冬は毎週末どこかへ入りに行ってます。それぞれの銭湯ごとに特色があり、湯めぐりするのも楽しいですよ。

Q.つがる市ではどのように過ごしたいですか?

私はつがる市の資料館や遺跡で、歴史に関する仕事をしています。つがる市には世界文化遺産となった「亀ヶ岡石器時代遺跡」と「田小屋野貝塚」だけでなく、他にも様々な文化財があります。今後とも文化財を守り、その価値を発信しながら後世に伝えていきたいです。
また、古い建物が大好きなので、いつか古民家に住みたいと考えています。実際に居住しながら古民家を文化財として保護し続けていくためには、大変な苦労があります。そうした中でも建物に愛着と誇りを持ち、大切に使い続ける所有者の方々が多くいらっしゃいます。私も所有者の一人として、古民家を守る意義と大変さを実感しながら、将来に継承していくことができれば良いなと思っています。

Q.移住を考えている人にアドバイスをお願いします!

まずはその土地を知ることが大切だと思います。もちろん住んでみないと分からない部分も多いですが、自分の新たな「ふるさと」となる場所ですから、広く浅くでも良いので色々と調べてみましょう。つがる市の歴史に関することでしたら小林までお気軽にお問い合わせください。
ちなみに、津軽弁は住んでいれば耳が慣れてきます。方言は地域に根付いた固有の文化です。地域住民の方々の会話をまでぇに聞きながら学んでいきましょう。

業務の一つである調査を行っている小林さん

総務部 地域創生課

〒038-3192
青森県つがる市木造若緑61番地1
(市役所2階)
TEL:0173-42-2111(代表)
FAX:0173-42-3069

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